カハラ 北新地
2015年 03月 19日ザ・北新地 「カハラ」
行ってきました。
諸先輩方にお誘いいただいて
ドキドキ。
ドキドキ。
店内に入った瞬間に感じる
”美しい空気感”
丹念に手入れが行き届いているのを感じました。
自分の姿勢もピンと伸びる雰囲気。
嬉しかったのは、店内一面のタイル!
全てはオリジナル
日本製で、文字も日本語でした。
こんなお仕事してみたいものです。
いきなり、タイルに夢中になり過ぎて
食前酒を撮るの忘れました。
手前に少しだけ写っています(笑)
カタシモワイナリーの発酵を途中で止めたという生ワイン。
以前、カタシモ農園さんを見学させていただいた時に
カハラのワイナリーを見つけたことがありまして
そのことを思い出し、感慨深いです。
さあ、食事のはじまりです
白みそを使った茶わん蒸し仕立て
八寸仕立て
手前はサツマイモの鎖仕立て
細かい作業です
シャンパンいただきます☆
岡山 吉田農園のカチョカバッロ
こちらでは手に入りにくいので、嬉しいです
磯辺仕立てで海苔で巻いていただきます
カレーシュー
ピリッと辛めのルーで刺激を受けてから
ピリッと辛めのルーで刺激を受けてから
オリジナルのコーヒーオイルで辛みを溶かします。
コーヒーオイルの器
柿右衛門
金継ぎが施し大切に扱われているのがわかり
器はどれも大切に使われているのが伝わってきます
そして、ふんだんに使用されている漆の器は
全て森シェフのお手製だとか
それもまた美しいです
蟹いりの緑米のおこわ仕立て
奈良のお米だそうです
モチモチして美味しかったです。
イタリア産 ボッタルガをたっぷりと
松波キャベツに形成せずに乾燥させた海苔
そして、オリジナルの淡雪塩
そして、オリジナルの淡雪塩
この塩、本当に淡雪のようにふっと溶けてなくなり
そのあとに甘味があらわれてくるんです
購入できるという事で
勿論お買い上げです
赤く見えるのは胡麻です
こちらはお土産にいただけました
赤ワインはオーストラリアワインのkusudaさんが
最初に修行していた?というワイナリーの物
以前にも頂いたことがあるのですが、何度聞いても覚えられません(笑)
kusudaのワインはボトルでありました
意外にもワインはリーズナブルなものが多かったです。
グラスは1,000円だそうで、
高すぎるワインは好まないとのこと。
良いものと、そうではないものをはっきりと仰るのです
隣のグラスはオールドバカラ
いまはもうできない細工が施されています
一枚目は山葵とニンニクチップを挟んで醤油と白ワインの割下
二枚目はポン酢
三枚目はお好みで
付け合せの中に黄ニラがあり、
関西では珍しい
岡山ではにぎり寿司のネタにもなっています
そしてソラマメのご飯
中には温泉卵が挟まれており、
塩気の強い豆と優しいタマゴのハーモニー
何よりも美しい緑色が喜びを運んでくれます♪
まだ空豆は早いのですが、九州からのもの。
そして時期が来るにつれ
北上した土地の物を仕入れるそうです。
果物とジュレ
コースの中にふんだんに漆のスプーンが出てきましたが、
ひとつとして同じ形の物はなし、
そのものにあった大きさ、使い心地で考えられていました。
タピオカをのせたブランマンジェ
蜂蜜が入った器はオールドコペンハーゲン
濃厚なチャイにいれます
フェンネルシードと一緒に
可愛いスプーンは鍛金師 長谷川まみさんの作品
可愛い…
カップは大倉
締めに木の芽のチョコレートがけ!
どれもこれも素晴らしいモノでした
気を狙わずとして唯一の料理がここにあり
という感じがいたしました
一生に一度
と思ってまいりましたが、
また訪れたいと思いました。
そして、重鎮の森シェフは前回のブログで書き込んだ
「タンポポ」をこよなく愛しておられます。
若い人の才能を「素晴らしい」と絶賛して認めるって
なかなか難しい事だと思うのです。
懐の大きさと柔軟な思考、
いつもでもチャレンジし続ける
素晴らしい方でした。
始めは気難しい方なのかと思いましたが、
話すうちに気さくで物腰の柔らかさ、
そして
好きなものは好き、嫌いなものは嫌い
はっきりとした物言いも素敵でした。
月一回メニューは変わるそうですが、それは無理(笑)
次は違う季節に、そして、カハラワインの在庫がある時に
訪れたいです。
by spaintilenina
| 2015-03-19 21:13
| 美味しい話